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アリー役のキャリスタ・フロックハートをはじめ出演者の生の声をお聞かせします。また、「アリー・マイ・ラブ」の生みの親で原案・制作・脚本のデビット・E・ケリーや衣装を担当するレイチェル・スタンリーの「アリー・マイ・ラブ」の衣装部屋の紹介など普段は見ることのできない映像が盛りだくさん!

「アリー・マイ・ラブ」について
(抜粋・字幕付き)
「アリー・マイ・ラブ」の衣装について
(抜粋・字幕付き)
  • キャリスタ・フロックハート (アリー役)
  • ギル・ベローズ (ビリー役)
  • コートニー・ソーン=スミス (ジョージア役)
  • グレッグ・シャーマン (リチャード役)
  • ジェーン・クラコフスキー (エレイン役)
  • ピーター・マクニコル (ジョン役)
  • リサ・ニコル・カーソン (レネ役)
  • ポーシャ・デ・ロッシ (ネル役)
  • FOX衣装部!

  • 「アリー・マイ・ラブ」について
    (テキストあり、字幕なし)
    「アリー・マイ・ラブ」の衣装について
    (テキストあり、字幕なし)
  • デビッド・E・ケリー(原案・制作・脚本)
  • キャリスタ・フロックハート(アリー役)
  • ギル・ベローズ(ビリー役)
  • コートニー・ソーン=スミス(ジョージア役)
  • グレッグ・シャーマン(リチャード役)
  • ジェーン・クラコフスキー(エレイン役)
  • ピーター・マクニコル(ジョン役)
  • リサ・ニコル・カーソン(レネ役)
  • ヴォンダ・シェパード(ヴォンダ役)
  • ポーシャ・デ・ロッシ(ネル役)
  • FOX衣装部!
  • レイチェル・スタンリー(衣装デザイナー)
  • キャリスタ・フロックハート (アリー役)
  • ギル・ベローズ(ビリー役)
  • コートニー・ソーン=スミス(ジョージア役)
  • グレッグ・シャーマン(リチャード役)

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     キャリスタ・フロックハート(アリー役) ビデオはここをクリック
    「アリー・マイ・ラブ」が大成功した理由は、突拍子もないストーリーのおかげね。見る人がワクワクするような驚きがたくさん出てくるでしょう?彼(デビッド・E・ケリー)は、他の脚本家なら躊躇するような題材でもリスクを恐れずに取り上げるの。

    キャストは、全員驚くほど才能があって素晴らしい人たちよ。脚本家と出演者、それから撮影スタッフや製作に関わる人たちみんなの相性も、どういうわけか、どんなときでもバッチリなの。

    第1シーズンからは確かに状況が変わったけど、それは番組がいろいろな賞を取ったからというわけではないと思う。個人的には今までと何ひとつ変わっていないわ。私は相変わらず試行錯誤を続けているし、他の出演者も番組のために一生懸命やってるもの。賞を取ったこと自体はとても素晴らしいことだし、もらってうれしくないなんて言うつもりはないわ。でも、私には完全主義的なところがあるから、たくさん賞をもらおうが、もらうまいが、仕事への姿勢は今までと同じ。朝、現場に行って、自分の役をどうやったら満足いくように上手く演じられるかを模索しつづけてるわ。

    ぜひ、この番組をみんなに見てほしい。だって、少なくとも1回は絶対にビックリするような場面を見られるから。今までのテレビ番組には無い、新鮮さがあると思うわ。

     ギル・ベローズ(ビリー役) ビデオはここをクリック
    アリー・マイ・ラブ」の成功は、何といっても天才的なデビッド・E・ケリーの才能のおかげだね。それに加えて、優秀な役者陣、優秀な撮影クルー、そしてFOXの大きなサポートもあった。批評家たちにも評価されたし、今では世界中のメディアで取り上げられるようになった。結局、番組に関わった人全員が成功に貢献してるってことかな。

    この番組がこんなにも話題を呼んでいる理由は、ありきたりな話を扱っていないからだと思う。登場人物は実際に一般の人が抱く気持ちや悩みを持っていて、見ている人はそんな彼らに共感を覚えるんだろうね。登場人物に何か起こると、自分のことのように考えるんだと思う。

    僕の演じるビリーは、テレビ番組史上最も美しい女性2人の間で揺れ動いている役で、僕はそこが気に入ってる。いい気分だよね。2人とも美人で才能があって、頭も切れる。そんな2人と共演できて、本当にラッキーだと思ってるよ。何しろコートニーとキャリスタだからね。賭けてもいい、もしテレビに出ている俳優の中で「ラッキーな俳優トップ10」のアンケートでも取れば、僕は絶対2位くらいには選ばれるよ。役得だね。

    とにかく、この作品には人をひきつける面白さがあって、第1シーズンから見ていた人はもちろん、これから初めて見る人も十分楽しめる内容になっている。初めて見る人でも話についていけるように一話完結にしているし、と同時に、それまでに起こったことや、これから起こりそうなことも毎回きちんと折り込んである。だから、第1話を見ていた人は全体の流れを追うことができるし、シリーズ途中から見始めた人は、そのエピソード自体のおもしろさを堪能できるんだ。

    「アリー・マイ・ラブ」がFOXで製作されたことは大正解だと思う。いろいろと理由はあるけど、まずひとつには、局がクリエイティブ面での指揮権を全面的にデビッドに委ねたことだね。彼がそれに応えたことで、FOXの株も上がったんだ。これでFOXは質の高い番組を作るテレビ局なんだということを、より広く世間に認めてもらえてと思うよ。「X-ファイル」や「ザ・シンプソンズ」といった人気番組に続いて「アリー・マイ・ラブ」も大成功したことで、局の看板番組がまたひとつ増えた。ドラマ、コメディー、1時間もの30分ものといろいろこなしてきたことと「アリー・マイ・ラブ」のおかげで、全国ネットの局として大きく成長したと思う。

     コートニー・ソーン=スミス(ジョージア役) ビデオはここをクリック
    番組が成功した第一の理由は台本ね。しっかりしていて興味深いし、挑戦的な内容でしょ。第二の理由は、それを書いているデビッドが、キャストに素晴らしい役者を選んだこと。この要素が現場をクリエイティブなものにして、みんなにプライドを持って仕事しようという意欲を持たせているの。

    番組の人気が高いのは、人々の関心を引く題材が扱われているからでしょうね。他の脚本家なら多種多様な視聴者のことを考えると怖くてまず取り上げないような話でも、デビッドは平気で取り上げるの。それも全国放送の番組で毎週よ。でも決して一方的な描き方はせず、見る人に問題提起している。だから台本を読むのは勉強になるわ。あることに対して今まで確信していたことでも、台本を読んでその考えを疑わざるをえないことがあるから。

    今回、ジョージアの役柄は変わったわ。前ほど怖くなくてホッとしてる。彼女にとって、第1シーズン中盤のエピソードで、アリーとビリーが2人で踊るシーンを見るのは辛かった。もちろん、私は台本を全部読んでるから最後にどうなるか分かっているわ。でも私はジョージアと一体化してしまってるから、そのシーンの撮影2週間前からイライラしっ放し。彼女がビリーのことでみんなに怒りをぶつけたのは本当によかった。台本に共感できるから役にのめり込んでしまって、私は仕事以外でもジョージアになっていたの。だから、みんなに怒りをぶちまけたときは、私自身すごくスカッとした。肩の荷が下りた気がしたわ。

    「アリー・マイ・ラブ」は誰にでも楽しめる番組よ。でも片手間に見られるような番組ではないわね。実際、熱心に見ている人が多いみたいなの。テレビの前から離れてちょっとでも見逃すと、全体のノリについていけなくなっちゃうから。ストーリーはすごくおもしろいけど、あえて複雑に描かれてる。登場人物はみんな早口で、展開も早いわ。常に何かが起こってる。でも、じっくり見る時間がありさえする人なら誰でも満足できる番組だと思うわ。

    FOXは、他のテレビ局なら与えないような自由を製作スタッフや出演者に与えてくれてる。他局よりもプロデューサーに大きな権限を持たせる度量があるし。FOXには愛着があるわ。局の番組に6年間も出ているから、私には我が家同然。スタッフもみんな顔馴染だし、居心地いいわ。

     グレッグ・ジャーマン(リチャード・フィッシュ役) ビデオはここをクリック
    この番組が他の番組と違ってユニークで特別なのは、台本が1人で書かれていて、彼の考えが明確に反映されていることだね。普通、一つの番組の台本は5人から10人以上のチームによって書かれているんだ。それはそれでいいかもしれないけど、「アリーmyラブ」は1人だけが書いているから、ストーリーに一貫した個性がある。複数の人間が書くと、どうしても表現のバラつきや、まとまらない部分があるけど、この台本は違うんだ。

    デビットの台本にはドキドキさせられるよ。今でも覚えているのは、あるとき台本を渡されて読んでみたら、僕の役リチャードがジャネット・リノ長官に言い寄るシーンを見つけたんだ。その衝撃と言ったらなかったよ。もっとショックだったのは、番組が本物のリノ長官をゲストに迎えようとしてたことなんだ。今考えても恐ろしい。これまでで僕が一番気に入っているエピソードは「無慈悲な天使」かな。ジェニファー・ホリデーが『ショート・ピープル』を歌ったエピソードだ。あれはとにかく最高だった。ジェニファーがランディ・ニューマンのあの曲をド迫力で歌った姿は傑作だったね。覚えてるかな、あのエピソードでリチャードは、死んだ伯父さんが多額の寄付をしていた教会から、葬式の弔辞で、伯父さんが小柄な人間を毛嫌いしていたという話をするなと言い渡されたんだ。でもどうしても話したくて思案していたときに、ジェニファー演じる歌手を見つけて『ショート・ピープル』をゴスペル調で歌うように頼むんだ。すごくおかしくて、不適切な話だと思ったよ。でもジェニファーの歌いっぷりは最高だった。

    デビット・E・ケリーと名乗る人物が、ときどき撮影現場にやってくるんだ。でも本名かどうか疑わしいし、僕には彼が脚本を書いている、あのデビット・E・ケリーと同一人物だとは到底思えない。シェークスピアが実際には何も書いていなかったかもしれないという論争と同じだよ。「アリーmyラブ」も、実はノーサンバーランド伯爵という人が書いてると僕は睨んでいるんだ。リチャード役は演じていて本当に楽しいよ。僕なら心の中で密かに感じはしても、口に出すのはためらうようなことをセリフとしてガンガン言えるからね。すごく愉快だよ。リチャードは精神年齢が10才ぐらいの男で、そんな役柄を演じられるのも気に入ってる。彼は後先考えずに、とにかく前進あるのみって感じなんだ。行動に全然自覚がないし、かといって悪意があるわけでもない。振り返らずに突っ走ってしまうから、人を傷つけたり、誰かの邪魔をしてもおかまいなし。意図したわけじゃなくて、やるべきことをやった結果だからって感じでね。そんなところも演じていて楽しいよ。彼は正直な男なんだ。マキャベリのように策謀をめぐらせたりしないからね。僕自身とあまりにもかけ離れた人物だってことで演じ甲斐もあるし。策謀家の僕は、人を傷つけるなら計画的にやる。それは冗談だけど、リチャードは自信家だよ。反対に僕は自分の言動にあまり自信がないんだ。

    宣伝のために言っていると思われるかもしれないけど、第1シーズンの間からずっと感じていたことは、テレビ番組史上、こんな作品が作られたのは初めてだってこと。そう断言してもいいよ。とにかく他に類を見ない番組なんだ。知的だし、笑えるし、いろんな要素が盛り込まれている。登場人物が空想の世界でさまよったり、歌ったり踊ったりする姿を見せつつ、彼らの心や魂の在り方もきちんと描いてる。政治的にふさわしくない話もいっぱいだ。とにかく何でもありなんだよね。

     ジェーン・クラコフスキー(エレイン・ヴァセル役) ビデオはここをクリック
    今シーズン、エレインの役柄は変わったわ。想像もつかなかったくらいね。デビットは私たちが役作りしやすいように、一人一人の役柄をとても丁寧に描いているの。だからすごく演じがいがあるわ。特にエレインは、第1シーズンから職場で人をイライラさせたり困らせたりする女性として描かれていたから、演じやすかったわね。

    デビットが作り出す世界はユニークで、キャラクターはみんなどんなことでも出来るし、どんな場所にも行くことができる。そういう世界ってステキよ。それぞれにいろいろなことが起こって、成長する姿が見られるわけだから。今のところエレインの置かれている状況には大満足。次に彼女に何が起こるのか楽しみよ。

    デビットと私たちの間には、興味深いことに無言のコラボレーションが存在してるの。私はデビットのことをよく知らないし、番組が始まって以来、彼とはほとんど話す機会なんてないのよ。でも彼の方は、なぜか私たちのことをよく知っているの。気味が悪いほど、一人一人の性格を理解してる。本読みの最中に「ちょっと、誰がこの話をデビットに教えたのよ?」ってみんなに聞くことがあるの。私がしたことを台本の中でエレインがしてるんですもの。デビットが私たちをセットで観察して役に反映させているか、私たちが役柄に染まって私生活で影響されてしまっているかの、どちらかね。

    レネとエレインが、スパイス・ガールズのメンバー・オーディションに応募して火花を散らすって話使えると思わない? これだけで一話分作れちゃうもの。でもデビットなら、私が家で考えるよりもっとすごい話をいくつも考えてしまうのよね。

     ピーター・マクニコル(ジョン・ケイジ役) ビデオはここをクリック
    私が演じるジョンのような内向的な人間は興味深いね。テレビドラマではあまり見かけないキャラクターだと思う。ドラマには外向的な人間が多く出てきて、自分のことを何でも喋りたがるものだが、ジョンは自らをあまり多く語らない。

    「アリーmyラブ」は、何とも奇妙なドラマだと思う。見る人によっておもしろいと思うシーンが全然違うんだからね。あのシーンは最高だったと思っても、他の人に聞くとまったく別のシーンが良かったと言う。つまりこの番組には、「さあ、ここで笑ってくれ」というところが無いんだよ。

    私が一番気に入っているエピソードは、ジョンがある人にデートを申し込もうとするものだな。ジョンは、自分は彼女には物足りない男なのではないかと感じで怖気づき、なかなか彼女を誘えないでいる。それを乗り越えるためにバリー・ホワイトの曲を聞き、自分を奮い立たせるんだ。職場のトイレなんかで、歌うバリーの亡霊に助けてもらう。本当は、バリーはまだ死んでないけどね。とにかく彼の曲を口ずさんで、踊ったりするまでになるんだ。でも、その姿を人に見られて冷汗をかくんだけどね。

    番組がFOXで制作できたことは、成功に大きく貢献していると思う。FOXは実に自由にやらせてくれる。だから多少の悪さもできるんだ。もちろん、ほんの少しだけど。

     リサ・ニコル・カーソン(レネ・ラディック役) ビデオはここをクリック
    番組のすべてが気に入ってるから、何か1つだけ成功の理由を挙げろと言われても難しいわ。出演者はみんな素晴らしいし・・・でも、やっぱり台本がよく書けていることが一番の理由かしら。

    どんな人が見ても楽しめる番組よ。社会問題とか、あらゆる題材を取り上げて、見る人に問題提起をする番組なの。

    今まで見逃していても大丈夫。これから見始めても「アリーmyラブ」の魅力の虜になること受け合いよ。

     ヴォンダ・シェバード(シンガー役) ビデオはここをクリック
    番組の成功は、何と言ってもデビット・E・ケリーのおかげね。彼にはオリジナリティーのある、すごいストーリーを書く才能があるわ。それに素晴らしいキャスト。一人一人の個性が番組に独特な雰囲気を与えている。加えて私の音楽ね。ウソ、冗談よ。

    コメディーの要素以外に見る人を虜にしているのは、この番組の人間臭さなんじゃないかしら。アリーの未熟ぶりに、見ている多くの女性が共感してホッとするのよ。アリーも私と同じで失敗したりするんだわって。

    私の役は、これからもバーで歌い続けるに留まると思う。もしセリフのある役に発展したら、今まで私が歌を通じて送ってきたメッセージの力が失われてしまうわ。私の役目はアリーの潜在意識を歌うことにあるから、それ以外で私の個性を出すと歌の力が薄れてしまうと思うの。

    次に番組のサントラ盤からシングルとして出すのは「メリーランド」というオリジナル曲よ。別にアリーも私もメリーランド州出身ではないんだけどね。でも、デビットが番組で描こうとしている要素と同じで、魂があって心に訴える曲なの。今まで何かと悩んで生きてきたけれど、もういいかげん心安らかに暮らしたいわ、というアリーの心情を歌ったものよ。確か10月6日にシングル発売されるわ。

     ポーシャ・デ・ロッシ(ネル・ポーター役) ビデオはここをクリック
    私の役はネル・ポーターという名前よ。第2シーズンで、彼らの法律事務所に新しく入る気鋭の弁護士として登場するの。かなりの野心家で、弁護士としてもやり手よ。

    私は前から「アリーmyラブ」の大ファンだったの。毎週火曜になると番組を見て、終わるとニューヨークに住む友達と電話で番組の話をしたものよ。毎週欠かさず見るほど大好きな番組に自分が出演できるなんて、ものすごい経験だわ。実際、セットでもワクワクしっ放しよ。2〜3日前に、例の男女共同トイレで撮影をしているとき改めて思ったわ。「ここでこんなにおもしろい芝居をしているなんて、私、本当に『アリーmyラブ』に出ているんだわ」って。

    多くの人がアリーに共感しているわ。特にキャリアを築き、なおかつ家庭も持ちたいと思っている女の人たちの間でね。私はもう少し若いけど、想像するに女性は30才近くになると、キャリアも極めて、同時に幸せな家庭生活を持つという理想像に、ものすごく大きなプレッシャーを感じ始めるんでしょうね。だから今、まさにその悩みを持つ多くの女性たちがアリーの姿をみて、あれは私のことだって感じるんだと思うわ。共感できなくても、考えさせられてはいるでしょうね。

    私は、故郷のオーストラリアの大学で実際に1年間法律を学んだことがあるの。その1年間は机にかじりついて必死に勉強していたから、テレビなんて殆ど見なかったわ。唯一見るようにしてたのは「L.A.ロー/7人の弁護士」だけ。でも、法律を学んだことが今になってこんな形で役に立つのも何かの縁よね。ドラマとはいえ、デビット・E・ケリーの番組で弁護士になれて、興味深い事例や裁判にも関われるし、言うことなしよ。

     デビット・E・ケリー(原案・制作・脚本) ビデオはここをクリック
    番組は2シーズン目に入ったけど、いまだに新しいことをやってるような気分でいるよ。「やばいな、もう新しい話が思い浮かばないよ」みたい壁には、まだぶち当たっていないし。そういう行き詰まりは、どのテレビシリーズにも必ずつきもので、いつかネタ切れになる。でも結構おもしろいキャラクターが揃ったおかげで、「アリーmyラブ」はネタ切れするまで相当時間がかかると思うよ。第1シーズンでは主にアリーのキャラクターに焦点を合わせたけど、今シーズンでは彼女を中心に置きつつ、他のキャラクターを前面に出すことにした。一人一人の私生活をじっくり追っていくので、期待してほしい。

    新顔の名はネル・ポーターで、演じるのはポーシャ・デ・ロッシ。新しい弁護士として事務所に入ってくるんだ。彼女は才色兼備で、みんなに温かく迎えられると思う。

    昨シーズンから、それほど飛躍した変化は無いと思ってる。まだ一人一人のキャラクターの在り方を模索してるところなんだ。だから、それぞれ劇的な成長や変化を見せることは当分ないね。たとえばエレインの役は、まだその性格の一部分しか知られていないから、これから掘り下げていくつもりだ。ビリーとジョージアは、夫婦としての在り方や個人としての在り方をもっと見せていく。アリーに関しては今シーズン、前向きで大きな心情の変化がある。相変わらずビリーとの失った恋を思い悩みながらも、徐々に彼とのことを乗り越えていくようになる。過去は過去として受けとめ、もう引きずることはない。でもその代わり、彼女は新しい問題に悩まされることになるんだ。リチャードとジョンは昨シーズンよりも積極的にそれぞれの愛を追い求めていく。

    プロデューサーと一緒に危ない橋を渡ることを望むテレビ局なんて、めったにあるもんじゃない。でもFOXは、始めから僕らを信用し、自由にやらせてくれたんだ。

    とにかく「番組を見て」としか言えないな。一言では説明できないドラマだから、見てもらうしかない。ただ撮影を通じて感じることは、番組を魅力的にしたのは一にも二にもキャリスタのおかげだってことだね。

    キャリスタは素晴らしいよ。彼女は撮影中、出ずっぱりだし、僕は脚本を書くのに忙しくて、お互いに会うことは全くないんだ。それでも僕が書いたセリフを彼女が喋ってくれることで、いつもつながってると思ってる。

     レイチェル・スタンリー(衣裳デザイナー) ビデオはここをクリック
    衣裳係と呼ばれる人たちは、キャストのためにお店から衣裳を調達するのが仕事です。私たち衣裳デザイナーは、それに加えてオリジナルの衣裳を特別に作ったりもします。今シーズン、アリーやキャストのスーツを作ったり、お店で探しだすことをとても楽しみにしています。

    仕事は、まず各エピソードの台本を読むことから始めます。次に各シーンで登場人物が何をして、何回着替が必要かを書き出していきます。それから、そのシーンと演じる人の役柄を考えて服を決めるんです。

    衣裳は視覚に関わる材料です。カメラを通して見たときに、衣裳はそれを着ているキャラクターの第一印象を決める力があります。私は今シーズン初参加なので、すでに確立されたキャラクター個々のイメージを損ねないようにアイデアを加えるようにしています。キャラクター一人一人の個性を私なりに理解し、それが明確に出る衣裳を選んでいます。

    できれば自分の好みの衣裳を着たいと言う出演者も、もちろん中にはいますよ。でもプロであれば、役のためには嫌いな服でも我慢して着るべきだということを、彼らも徐々に学ぶようです。私生活で自分に合う服が、必ずしも役柄にマッチするとは限りませんからね。そんな彼らに衣裳を選ぶ仕事はやりがいがあります。役にピッタリで、かつ出演者にも納得してもらえる衣裳をうまく用意できれば、私たちとしても報われますからね。

    リチャード役のグレッグは、ベストをとても気に入ってくれています。今回、彼の役には昨シーズンよりもさらに目立った印象を出そうと思っているんです。カラフルなポケットチーフを使うことにしましたが、グレッグも気に入っています。アリーには中間色のものをよく選んでいます。今シーズンは、新しいキャラクターが加わりますが、彼女はクールで洗練された女性なんです。

    衣裳を手に入れるためには、あらゆる店へ出向きます。町中のデパートやブティックに手当たり次第行くんです。それから、アリーや他のキャストのスーツを縫う場合は、多くの生地屋さんを訪ねます。

    視聴者の皆さんは多分考えもしないでしょうが、衣裳デザイナーの仕事って実はものすごく体力がいるんです。毎日、長時間働きます。朝の6時から始めて、夜は10時を過ぎるなんてことは、しょっちゅうです。それぐらいエネルギーを傾けなければならない仕事なんです。衣裳を選ぶには、出演者の性格、色彩、照明、カメラアングルなど、多くの事との兼ね合いを考える必要があります。将来、衣裳デザイナーを目指している人に一言言えるのは、この仕事は非常に重要で、おもしろくて、エキサイティングだということです。でも同時に忍耐も必要です。大勢の要求を聞いて疲れてしまっても、常にクリエイティブでいなければならないんですからね。

     キャリスタ・フロックハート(アリー・マクビール役) ビデオはここをクリック
    衣裳デザイナーの人たちは、それこそ山のように服を買ってきて用意してくれるわ。それから出演者と「その服は似合うね」とか「そのスーツは勘弁して」とか議論して、どれを着るか選んでいくの。いわば共同作業ね。服を選ぶ彼女たちの目は確かだわ。だって実際に着てみると、すごくしっくりくるんですもの。

    衣裳を見れば、それぞれの役柄をつかむことができるわ。アリーは、チャラチャラしてなくてシンプルな服を好んで着てる。それには私個人の好みも反映されてるの。たとえばアリーがジーンズをはいてデートに行くシーンがあるんだけど、それは私のアイデアよ。どんなデートをするかで、着る服も変わるわ。これがミニスカートを着て、ハイヒールをはくとなると、印象が全然違ってくるでしょ?

    アリーの着たパジャマがすごい人気を呼んでビックリしたけど、ステキよね。彼女のミニスカートについては物議をかもしたみたいだけど・・・

     ギル・ベローズ(ビリー・アラン・トーマス役) ビデオはここをクリック
    今シーズンの衣裳で一番気に入ってるのはスーツだね。どれも格好いい。今、着ているのもそうだよ。昨シーズン着ていたスーツよりデザインが好きなんだ。より抑えた感じの色合いが、エレガントさを出してる。すごくスタイリッシュだと思うよ。クラシックで渋くてエレガント、そこが気に入ってる。

    今回、衣裳に関しては、かなり自分の意見を通すことができたよ。新しい衣裳デザイナーのレイチェルが、極力僕たちの意見に耳を傾けてくれたからで、共同作業のようになった。相変わらずサスペンダーはこうして着けることになったけど、スーツとかネクタイに関しては、彼女と話し合った決めたんだ。似合わないと思われても、僕の好みだから勘弁してほしい。

    ちょっと靴を見てくれる? はい、アップで。どう、カッコいいでしょ?僕が選んだ自慢の靴さ。

    「俳優として思うに、衣裳はその役を性格付ける重要な働きがあると思う。たとえば、Tシャツに短パン姿で役員会議に出席するビジネスマンが登場したら、見る人は彼を決して真剣には受けとめないよね。そういうシーンが必要だとしても、失敗すると思う。キャラクターの第一印象は、その人が口を開く前に、そのスタイルや身につけている色などで決まってしまう。だから衣裳は、その第一印象を崩さない、役柄に合ったものでないとダメなんだ。キャラクターの見た目と口を開いたときの印象がピッタリ合えば、衣裳の仕事は成功したといえるね。

     コートニー・ソーン=スミス(ジョージア・トーマス役) ビデオはここをクリック
    今回は「ゼルダ」の服を着ることが多くて、とても嬉しいの。このスーツもゼルダ・ブランドだけど、デザインはステキだし、着心地もいいし、大好き。自分の衣裳には文句のつけどころがないわ。衣裳デザイナーは、去年のローリーといい、今年のレイチェルといい、センスがいいの。こんなに衣裳が気に入るなんて初めてよ。

    第1シーズンでのジョージアは、女っぽい体つきを強調する服を着てたけど、実は私って筋肉質なの。だからローリーが作った、ウエストが絞ってあるようなスーツを着てみて驚いたわ。これが私?ってね。でも役作りの上では良かった。体の線がハッキリ出る、女性らしい服を好むジョージアのイメージが膨らんだわ。私自身、服にはうるさい方で、自分の役の着る衣裳もすごく意識するから。

    ある程度なら、衣裳さんも私の意見を取り入れてくれるわ。でもジョージアはスーツと決まっているから、ジャケットやスカートのことしか言えないの。「たまにはジョージアも職場でジーンズをはいていいんじゃない?」なんて言っても聞いてもらえない。でもスーツに関してなら、スカートはロングがいいと言ったら通してくれたわ。「メルローズ・プレイス」出演中の5年間、ミニばかり着せられてウンザリしてたからね。私の衣裳選びはそんな感じね。他にも、スーツのデザインやフィット感について意見を交わすわ。

     グレッグ・ジャーマン(リチャード・フィッシュ役) ビデオはここをクリック
    リチャードというのは、高慢ちきで自分勝手な男という設定なんだ。僕の嫌いなタイプで、高級服を次から次へと買ってクローゼットにしまい込んでるようなヤツだよ。だから、僕の衣裳にはダナ・キャランとかアルマーニの服がたくさんある。リチャードはベストが好きで、スーツに合わせて何枚も持ってる。カジュアルでエレガント、みたいなファッション感覚かな。

    僕としては、リチャードはもっと派手な色を着てもいいと思うんだ。自覚がないようだけど、彼は目立ちたがり屋で常に注目を浴びたがっている男なんだからね。そうであれば服装も他のキャラクターより人目を引くものを着ればいいんだ。

    僕の理解では、リチャードは最高の物を買うという行為自体が好きなだけなんだ。その物の価値は全然分かっていなくても、値段が高いというだけで買ってしまう。

     レイチェル・スタンリー -FOX衣裳部を案内- ビデオはここをクリック
    ここにある服は、今シーズン用に揃えた衣裳です。一つのエピソードだけでなく、複数のエピソードを頭に入れて用意しています。これを見ると少しはキャラクターそれぞれの方向性が分かってもらえるかもしれません。たとえばビリーには、昨シーズンとは多少違う感じの衣裳を揃えました。バレンチノやアルマーニの、渋くて高級感あるスーツを選んでいます。ここにビリーの衣裳が一通りあります。抑えた色合いのスーツに・・・同様のシャツ。明るい感じのシャツもあります。それに今風のネクタイ。話題を集めているリチャードの衣裳は、今回ちょっと冒険してみました。彼にはもっとカラフルなものを用意しています。ブルーや縦縞・・・これとこれね。パープルもあります。それからベストに、以前より派手目のネクタイ。今回はポケットチーフも使ってみることにしました。いいアクセントになると思いますよ。カフスボタンなど、細部にもおしゃれでおもしろいものを用意しています。次はキャリスタの衣裳ですね。これが話題を呼んだ例の超ミニスカート。少し明るい色のスーツもあります。あまり地味でもいけないのでね。彼女は、こんなに小さなスーツが着られるんですよ。スリムですからね。既製服でも、そのままキャストに着せたりはしません。すべてその人の体にフィットするように直しを入れます。たとえば・・・これは新キャラクター、ネルの衣裳ですが、体の線がきれいにでるようにしました。こちらのワンピースもそうです。洗練された、流れるようなラインを出しています。次はヴォンダ。面白いデザインですよね。彼女の場合は。多少遊び心を持って衣裳を選んでいます。映えますよ。それからエレイン。前よりスリムで、セクシーで、ピッチリしています。彼女の衣裳はカラフルなんです。こんな感じに・・・次にジョージア。ソフトな感じのスーツを用意しました。生地が柔らかいんです。続いてレネ。以前の彼女は保守的な服を着ていましたが、今回はもう少しタイトにフィットするスーツを選びました。スカート丈は長めが流行っていますが、彼女はミニ丈です。アリーほどではないですけどね。ではアリーのクローゼットへ案内しましょう。

    こんなに服でいっぱいのクローゼットを持つのは女性の憧れですよね。これはアリー用に用意された1シーズン分の衣裳です。ここにあるのは、すべて昨シーズン着たものです。見てお気づきかもしれませんが、同じスーツでも必ず2〜3着は用意してありまず。そして、これが有名なアリーのパジャマ。かなり話題を呼びましたよね。いろいろなデザインのものが数枚ありますが、どれも放映後よく売れたそうです。

    次に案内するのは、既製服を直している部屋です。私たちは、お店で買ってきた既製服をまずキャストに試着してもらい、どのシーンに必要かも考慮して衣裳を決定します。そして、その服を彼らの体型に合わせて縫い直してしまうんです。さあ、ここです。

    (部屋に入り、みんなに)お疲れさま。これはアリーのスーツを直しているところです。アリー用には7号以下のスーツを用意しますが、すべて仕立て直します。キャリスタはとてもスリムなので、ウエストなどを絞る必要があるんです。だから、今シーズンは始めからここでスーツを何着か作ることになるでしょう。実際、その方が時間を節約できるし、私もやりがいが覚えます。お店では買えないようなスーツのために、生地や色、そしてデザインを考えるのは楽しいですから。(黄色のジャケットの前で)これはレネ役のニコルの衣裳です。正面を向かせるのはやめておきましょう。下着が見えているので、カメラにさらされたくないでしょうから。ここでは男性用、女性用、みんなが着るすべての衣裳を直します。ここを通さない衣裳をキャストが着て撮影に入るということは、まずないですね。どれも着る人に合うよう、あつらえ直します。すべて手を加えるんです。